CHANT式ストレート

今回はCHANT式ストレートとして他店との差別化を図るべく施術している縮毛矯正メニューを詳しく、これ以上無いくらい深掘りした内容となっております。


CHANT式ストレートは、
単純にクセを伸ばすための縮毛矯正ではありません。
ただ伸ばすだけなら、他の美容室でもできると思います。


髪の内部環境を整えながら、
できる限り負担を抑え、
一年後、五年後も扱いやすい髪を目指すための縮毛矯正です。


そのため少し専門的な内容も含みますが、
なぜCHANTがここまで薬剤や処理にこだわるのかを知っていただけたら嬉しいです。
全て読まずとも、一部を読んでいただくだけでも、CHANTの縮毛矯正への並々ならぬこだわり
小田原や南足柄地域では、かなり珍しい設計の縮毛矯正施術の全容がわかって頂けると思います。

  1. 始めに
  2. CHANT式ストレート
    1. 第一章
  3. 強い薬で伸ばす時代
  4. 髪は単なるタンパク質ではない
  5. 問題は薬の強さではなく内部環境
  6. 実は水分の動きがとても大切
  7. 実はまだ中には届いていない
  8. これからは「壊して伸ばす」より「整えて伸ばす」
    1. 第二章
  9. 縮毛矯正は「薬の強さ」よりも「髪の環境づくり」が大切
  10. 髪の中の環境を整える
  11. 水分は「量」より「状態」
  12. CMCや脂質も重要
  13. 無理せずに薬剤の通り道を作る
  14. 強い薬ではなく、最適な環境を作る
    1. 第三章
  15. 基材の違い
  16. HARD BASE(硬い毛質、強いうねり)
  17. NATURAL BASE(エイジング毛〜うねり普通)
  18. 0 BASE(ハイダメージ毛、微還元施術)
  19. ALKALI WATER
  20. ACID WATER
    1. 第四章
  21. 還元剤は”強さ”ではなく”設計”で考える時代
  22. チオグリコール酸システアミン
  23. なぜ使うのか
  24. リンゴ酸システアミン
  25. なぜ使うのか
  26. 還元剤だけで薬剤は完成しない
  27. 還元剤まとめ
    1. 第五章
  28. CHANT式ストレートに欠かせない処理剤たち
  29. CMCを守る「メトロオイル」
  30. メトロオイルの個人的使用感
  31. 実は伸ばす工程そのものがCMCを乱しやすい
  32. メトロオイルの役割
  33. ケラチンブースター
  34. ケラチンを入れるだけでは髪は良くならない
  35. 大切なのは「ケラチンが働ける環境を整えること」
  36. アセタミドエトキシエタノールの役割
  37. ヒドロキシエチルウレアの役割
  38. PPG-2アルギニンの役割
  39. シスチンビスPG-プロピルシラントリオール
  40. そして新たな処理剤も
  41. クロノブースター
  42. クロノブースターが守ろうとしているもの
  43. メトロオイルとの違い
  44. 大事なポイント
    1. 最終章
  45. CHANT式ストレートが目指しているもの

始めに

ここからかなり長い内容になります。

全部読まなくても大丈夫です。

気になる章だけでも読んでいただければ、

CHANTがなぜここまで縮毛矯正にこだわっているのか伝わると思います

CHANT式ストレート

こんな方に読んでいただきたいページです。

・縮毛矯正を繰り返して髪が硬くなってきた

・年齢とともに髪質が変わってきた

・ダメージが気になって縮毛矯正をためらっている

・その場だけでなく未来の髪も大切にしたい

第一章

強い薬で伸ばす時代

昔の縮毛矯正は、

・強い薬剤を使う
・強く膨潤させる
・しっかり還元する
・高温のアイロンで固定する

という考え方が中心でした。

もちろん、それでクセは伸びます。
しかしながらそれは、髪を壊しながら形を変えるという考えがベースにあります。

なので、癖は伸びても

・パサつく
・硬くなる
・ツヤがなくなる
・ビビリ毛になる

そんなリスクも抱えていました。


髪は単なるタンパク質ではない

髪というと、

主成分はタンパク質で、脂質や水分、CMCなどで構成された繊維

として説明されることが多いです。

もちろん間違いではありません。

でも実際には、

ケラチン(タンパク質)や水分、脂質、CMCなどがバランスを取りながら存在していて、

その状態によって髪の柔らかさやツヤ、扱いやすさが決まっています。

そしてそれらは、ずっと固まっているわけではなく、動きながらバランスを保っています。

だから髪は単なる繊維の塊ではなく、

色々な要素がバランスを取りながら成り立っている流動的な複合体
だと思っています。


問題は薬の強さではなく内部環境

縮毛矯正で問題になるのは、

薬剤の強さによって

髪の中の環境が破壊されることにより
薬剤の反応がバラついてしまうこと

例えば、表面だけ反応して中が動いていなかったり、

逆に一部分だけ薬が効きすぎたり。

そうすると、

伸びムラや質感の悪化、ひいては髪本来の美しさが失われます。


実は水分の動きがとても大切

髪の内部にはCMCという水分や脂質、タンパク質のバランスを司るものがあります

従来の強いアルカリの薬剤では、そのCMCが破壊されやすく
それゆえに、簡単に髪のバランスを壊してしまいます。

髪の中の水分バランスが乱れていると、

薬剤も均一に働きにくくなります。

その結果、先ほど話したように質感の悪化や薬剤の反応にムラが出てしまいます。

クセを伸ばす、薬の強さなどに目が行きがちですが

実際は「髪の内部環境を破壊しない」ここに目を向けて施術の薬剤の選定をすることが大事です。


実はまだ中には届いていない

しかしアルカリが強いからといって、

薬剤が均一に働くわけではありません。

髪表面だけが先に反応し、
肝心の内側には十分に届いていないこともあります。

すると外側は柔らかくなりすぎているのに、
内側はまだ硬いままという状態になります。

このまま熱を加えることで、
いわゆる「ビビリ毛」につながるケースもあります。

これは、エイジング毛にも当てはまります。
ただでさえ、ダメージに繊細なエイジング毛。

そこに、アルカリ剤が多い薬で施術すれば毛の表面は限界、内側にはまだ何も効いていない。
髪を綺麗にするはずが、却ってダメージだけを残してしまう結果になる事も考えられます。


これからは「壊して伸ばす」より「整えて伸ばす」

そこでCHANTが大切にしたいのは、

とにかく強い薬で伸ばすことではありません。
構造を壊しながら伸ばす施術には限界があります。

髪の状態を見ながら、
必要な分だけ均一に反応させる。

できるだけ髪にかける負担を少なくしながら

扱いやすく綺麗な状態に導く。

それが当日の仕上がり、一ヶ月後、一年後、五年後の美髪へとつながります。


第二章

縮毛矯正は「薬の強さ」よりも「髪の環境づくり」が大切

昔の縮毛矯正は、

とにかく強い薬でしっかり還元して伸ばす。

そんな考え方が中心だったように思います。

もちろん今でも還元剤は大切です。

でも実際は、

同じ還元剤を使っても髪の状態によって結果が全然変わります。

だから最近は、

「どんな還元剤を使うか」

よりも

「還元剤が均一に働ける環境をどう作るか」

を大切にする考え方が増えてきています。


髪の中の環境を整える

髪の中では、

水分

脂質

CMC

浸透経路

こういったものがバランスよく整っていることで、

薬剤が無理なく均一に働きやすくなります。

逆にこの環境が乱れていると、

表面だけ反応したり

内部まで届かなかったり

還元ムラが起きたり

余計なダメージにつながることがあります。


ここから少しだけ成分の話になります。

難しい名前も出てきますが、

大切なのは成分名ではなく

「なぜその成分を使うのか」

という考え方です

成分名は特に覚えなくって大丈夫です。

水分は「量」より「状態」

髪の柔らかさを作る要素の一つが水分です。

大事なのは、
ただ水分量が多いことではなく、

水分がどんな状態で存在しているか。

そんな考え方です。

髪の中に水がたくさんあれば良いわけではなく、

必要な場所に均一に存在し、

スムーズに動ける状態が大切です。

CHANTの縮毛矯正の基材にも含まれているPEG-8は、

髪の中の水分移動をサポートする成分です。

また、PCA-Naやベタインは、

髪の中の「自由水」と呼ばれる動きやすい水分を安定させる役割を持っています。

そうした環境が整うことで、

薬剤も均一に広がりやすくなり、

無理な反応が起こりにくくなります。

CMCや脂質も重要

CMCは髪の中の通り道のような役割があります。

ここが乱れると、

水分の動きも悪くなり、

薬剤も均一に働きにくくなります。

CHANTの縮毛矯正剤には、

水添レシチンやフィトステロールといった成分も配合されています。

これらはCMCの流出を防いだり

適切な脂質バランスをを保持しながら、

施術中の毛髪内部を安定した状態へ導いてくれます。

だから縮毛矯正は

単純に還元剤を塗る施術ではなく、

髪の内部環境を整えながら反応させていく施術になってきています。


無理せずに薬剤の通り道を作る

アルカリで無理やり道を開くほど、

髪への負担は大きくなります。

もちろんアルカリ剤の力は必要です。

ただ、それだけに頼るわけではありません。

その働きをサポートしてくれるのが、

シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールといった成分です。

これらは髪の内部で、

薬剤が均一に浸透し、拡散することを助ける役割を持っています。

無理やり開くのではなく、

薬剤が自然に行き渡りやすい環境を作る。

そうすることで、

髪の中で安定した反応が起こりやすくなります。


強い薬ではなく、最適な環境を作る

「強い薬を使う」

ではなく、

「薬がしっかり働ける環境を作る」

という考え方。

環境が整えば、

必要以上に強い力を使わなくても髪は反応してくれます。

その結果、

ダメージを抑えながら

柔らかく自然な質感を目指しやすくなります。


第三章

基材の違い

少し、成分の話をさせていただきましたが、このように

  • 水分量の保持や安定
  • 水の通り道や脂質とのバランスの安定
  • アルカリに依存しすぎない薬剤の均一な浸透

縮毛矯正の基材だけでもこれだけのこだわりが詰まっています。

しかもそれらを含む基材のクリームは一種類ではなく三種類
またCMCを守ることに比重を置いたウォーターも二種類あります。

髪質やダメージによって、縮毛矯正に『最適な環境』を選択していくのが

CHANT式ストレートの強みの一つでもあります。


HARD BASE(硬い毛質、強いうねり)

強い癖や硬毛向け。

単純にアルカリを強くしたというより、

髪の中へ薬剤が入りやすい環境を作る設計。

  • 硬毛
  • 多毛
  • 撥水毛
  • 強い癖

こういった還元しにくい髪に対して、

過剰なパワーで押し込むのではなく、

浸透しやすい環境を作って内部へ届かせる役割。

僕が初めて使った時に驚いたのは、

しっかり薬は効いているのに、
従来のハード系薬剤のような無理して髪が傷んだが少なかったことです。

「強い=傷む」

ではない

従来のHARDの薬剤と一線を画すアイテムでした。


NATURAL BASE(エイジング毛〜うねり普通)

年齢とともに髪は細くなったり、
水分保持力が低下したりします。

そんな髪に強い薬剤を使うと、

伸びても硬く感じたり、
艶が失われたりすることがあります。

そういった大人世代の髪の毛を、

必要以上に膨潤させず、

自然に動かしていくイメージ。

CHANTにいらっしゃるメイン層の層の30~50代のお客様の髪にとても相性の良いクリームです。


0 BASE(ハイダメージ毛、微還元施術)

これは少し面白くて、

アルカリで動かすのではなく、

還元剤そのものの力を見たい時のベース。

余計な膨潤を抑えて、

還元剤が本来どれくらい働くのかを見極めるための土台。

CHANTでは毛先の再還元や、微還元トリートメントなど、少し髪の結合を動かしたいときに
便利なアイテムです。


ALKALI WATER

薬剤を効かせるのではなく、

水の通り道を整える。

髪の中で水分がスムーズに流れるようにして、

薬剤が均一に広がる環境を作る。

矯正剤の基材にも使いますし、パーマの前処理、中間処理など、使い方は多岐に及ぶ
便利なウォーターです。


ACID WATER

酸だからと言って、締めるだけではない。

水分を残しながら、

CMCや内部環境を整えていく。

酸処理によくある

  • パサつき
  • ガチっとした硬さ

ではなく、

柔らかさを残したまま収束させる考え方。

緩やかに膨潤させたい時、エイジング毛などで髪の硬さを失いたく無い時の必需品です。


第四章

還元剤は”強さ”ではなく”設計”で考える時代

縮毛矯正の還元剤って、

昔は

  • チオは強い
  • シスは弱い

みたいな話で語られることが多かったと思います。

でも実際はそんな単純ではなくて、

大事なのは

  • 反応の仕方
  • 熱との相性
  • 髪の中での動き方
  • 水分環境

などを含めた”設計”です。

同じ還元剤でも環境が違えば結果は大きく変わります。


チオグリコール酸システアミン

チオグリコール酸システアミンは、

反応速度が速く、還元効率が高い還元剤です。

熱との連動性も高いので、

アイロン工程でしっかり伸ばしたい髪には非常に相性が良いです。

特に

  • 硬毛
  • 強い癖
  • 還元しづらい髪

には力を発揮しやすい特徴があります。

ただし、

しっかり働く還元剤だからこそ、

薬剤の濃さや水分量などの環境設計が重要になります。


なぜ使うのか

目的は単純に

「強く還元したいから」

ではありません。

むしろ、

必要な反応を効率よく起こしたいから。

還元効率が高いということは、

余計な膨潤や無駄な反応を減らしながら結果を出せる可能性があります。

つまり、

必要以上に髪へ負担をかけるのではなく、

必要最小限で結果を作りやすい。

そこに大きな価値があります。


リンゴ酸システアミン

一方でリンゴ酸システアミンは、

柔らかさや自然さを作りやすい還元剤です。

単純に還元するというより、

髪の状態を整えながら反応していくようなイメージ。

特徴としては

  • 柔らかい
  • しなやか
  • 水分感が残りやすい
  • 自然な質感を作りやすい

という部分があります。

酸との組み合わせによって、

髪の水分環境や膨潤バランスをコントロールしやすいのも特徴です。


なぜ使うのか

縮毛矯正は、

ただ真っ直ぐになれば良いわけではありません。

伸びる代わりに

  • 硬い
  • 乾く
  • ツヤがなくなる
  • 不自然になる

では意味がありません。

だからこそ、

柔らかさや水分感を残しながら還元できる設計が重要になります。

リンゴ酸システアミンは、

そういった自然な仕上がりを目指す時に大きな武器になります。


還元剤だけで薬剤は完成しない

基材のクリーム、ウォーター、還元剤と説明しましたが

結局、

良いストレートを作るのは還元剤単体ではありません。

CHANT式ストレートでは

  • Cクリーム
  • Cウォーター
  • 還元剤

この3つを組み合わせたバランスで設計しています。

髪の中の水分環境を整え、

薬剤の流動性を調整し、

浸透経路を作り、

反応速度をコントロールする。

そうやって初めて還元剤の力が活きてきます。

これがCHANT式ストレートの強みでもあります。


還元剤まとめ

以前までは「どの還元剤を使うか」

が重要だと思っていました。

でも今は、

「その還元剤をどんな環境で働かせるか」

の方が重要なんだと思います。

チオグリコール酸システアミンにも良さがある。

リンゴ酸システアミンにも良さがある。

どちらが優れているという話ではなく、

髪質や履歴、目指す質感に合わせて使い分けることが大切。

そしてその性能を引き出すのは、

還元剤そのものではなく環境設計。

還元剤の”力比べ”ではなく、

髪に合わせた”設計力”こそが、これからの縮毛矯正で大事な考え方なんだと思います。

第五章

CHANT式ストレートに欠かせない処理剤たち

ここまで、

なぜCHANTが環境設計を大切にしているのか

基材や還元剤にどんな考え方があるのか

そんな話をしてきました。

でも実際の施術では、

薬剤だけで髪を綺麗にしているわけではありません。

薬剤が正しく働くための環境を支えてくれている処理剤達も、

CHANT式ストレートには欠かせない存在です。

CMCを守る「メトロオイル」

このページでも幾度となく登場するCMC

僕なりに言うと、

水分・油分・薬剤成分が移動するための通路みたいな存在。

CMCが整っていると、

・必要な場所に薬剤が届く

・反応が均一になる

・ダメージが出にくい

・仕上がりが安定する

逆にCMCが乱れていると、

薬剤が効きすぎる場所と効かない場所が出たり、

伸びムラや質感の悪化につながりやすくなります。


メトロオイルの個人的使用感

初めて矯正剤に添加した時の、アイロン前の髪のガサツキの軽減や

仕上がりでのパサつきの軽減に驚きました。

薬の作用も安定させつつ、水分量の保持もできる。

名前の由来の地下鉄のように髪の内部に路線を作って巡っているイメージが想像できました。

実は伸ばす工程そのものがCMCを乱しやすい

縮毛矯正では

・アルカリ

・還元反応

・水洗

・アイロン熱

これらが重なります。

当然ですが、髪にとってはかなり大きな負荷です。

その結果、

CMCが流出しやすくなり、

髪の内部環境が不安定になってしまう。

つまり、

対策をせずに縮毛矯正を続けていると

長期的には髪の質感低下につながる可能性があるんです。

メトロオイルの役割

メトロオイルに含まれるフィタントリオールは、

単純なトリートメントではなく、

・CMCの保護

・CMCの補強

・成分の浸透サポート

この3つを狙っている。

つまり、

薬剤を強くするためではなく、

薬剤が正しく働ける環境を整えるために使う。

という考え方です。

ここで注目していただきたいのは、CMCの保護という所。
足していくよりも、今の髪を守りつつ、負担を減らす。

その考え方がCHANT式ストレートではとても重要です。

ケラチンブースター

髪の毛を構成する成分の中でも大半を占める成分がケラチン

そのケラチンも、結合がボロボロの状態のケラチンか、
それとも、結合を維持している状態なのか

分子の大きさで髪の表面で効くのか、内部に作用するものなのか

ケラチン入り=効果がある

というわけではありません。

ケラチンブースターはケラチンが入っているだけでなく
そのケラチンが働ける環境を作り出す成分との絶妙なバランスで作られています。

ケラチンを入れるだけでは髪は良くならない

縮毛矯正や髪質改善の話になると、

「どんなケラチンを入れるか」
「何を補修するか」

に目が行きがちです。

でも実際は、

髪の中が

  • 水分バランスが崩れている
  • CMCが流出している
  • 乾燥している
  • 空洞化している

こんな状態だと、

どれだけ良いケラチンを入れても
思ったようには働いてくれません。

畑が荒れていたら、
どんな良い種を蒔いても育たないのと同じです。


大切なのは「ケラチンが働ける環境を整えること」

縮毛矯正の施術では

還元剤で結合を切る
熱で固定するなど髪に負担がかかることが必ず起きる施術です。

だからこそ、髪の内部環境を整えながら進めることで、

必要な成分が働きやすい状態を作る。

それと同時に、擬似的に毛髪を補強できるケラチンが働ける環境を作る事も大事です。


アセタミドエトキシエタノールの役割

この成分は単なる保湿剤ではなく、

髪の中の水の流れを整えて、
成分が動きやすい環境を作る役割。

水分を保持しながら、

活性ケラチンが髪の中に行き渡りやすくなる。

イメージとしては、

「通り道を整える成分」

という感じです。


ヒドロキシエチルウレアの役割

縮毛矯正のダメージは、
還元剤だけで起こるわけではありません。

実際には

  • 脱水
  • 過膨潤
  • 水分バランスの崩れ

こういった内部環境の乱れも大きく関係しています。

ヒドロキシエチルウレアは、

髪の中の水分を安定させて、

乾燥暴走を防ぎながら
柔軟性を維持するサポートをしてくれる。

そんな立ち位置の成分です。


PPG-2アルギニンの役割

アルギニンをベースにしながら、

  • 浸透性
  • 柔軟性
  • 残留性

を高めた設計。

髪の中のイオンバランスや
水分環境を整えながら、

還元反応がスムーズに進む環境づくりをサポートする。

主役というより、

周りを整える縁の下の力持ちのような存在です。


シスチンビスPG-プロピルシラントリオール

この成分は熱と反応しながら定着する特殊なケラチン成分。

単なるコーティングではなく、

アイロン工程と組み合わせることで
内部補強をサポートしていく。

つまり、

縮毛矯正の熱ダメージを利用して傷めるのではなく、

熱を利用して補強する発想です。


そして新たな処理剤も

今までは、メトロオイルとケラチンブースターが本当に良い仕事を
してくれていました。

そして今年新たなラインナップ

クロノクロックシリーズより

クロノブースターという新アイテムが誕生しました。

クロノブースター

クロノブースターは、

「傷んだ髪を後から補修する」

ためのアイテムではありません。

むしろ逆で、

髪が傷む前に、反応中の毛髪構造を守るためのアイテム

という考え方で作られています。

発売はしたばかりですが、使用感としては

薬剤は効いてるけど、毛髪に大きなダメージはないのが不思議な感覚になるアイテムです。

クロノブースターが守ろうとしているもの

髪の内部には、ケラチンそのものだけではなく、

その周りを支えている

「ケラチン付随タンパク質(KAPs)」

があります。

例えるなら、
骨ではなく軟骨のような存在です。

実は薬剤反応で最初に傷みやすいのは、
この周辺構造だと考えられています。

ここが壊れると、
中心のケラチンがむき出しになり、

さらにダメージや熱の影響を受けやすくなります。

クロノブースターは、

この部分を守りながら反応を進めることを目的に設計されています。

メトロオイルとの違い

CMCを守るのがメトロオイル

それに対して

ケラチン周辺構造を守るのがクロノブースター

です。

つまり、メトロオイルが通り道を守り、

クロノブースターが内部構造を守る。

足していくのではなく、今あるものを守っていく発想のアイテムです。

大事なポイント

一般的な保護成分は、

保護する代わりに

還元や浸透を邪魔してしまうことがあります。

しかしクロノブースターは、

実際に使ってみても

反応を邪魔せずに構造を守る

仕事をしてくれます。

だからこそ

僕が感じた
薬剤は効いてるけど、毛髪に大きなダメージはないのが不思議な感覚になる

そんなアイテムになっていると思います。


最終章

CHANT式ストレートが目指しているもの

ここまでかなり専門的なお話をさせていただきました。

ですが、僕が本当に大切にしているのは成分や薬剤そのものじゃないんです。

ここまでこだわってこそ、初めて皆様の悩みに答えたり、不安を解消できると思っています。

僕自身、

以前は「伸びれば良い縮毛矯正」が正解だと思っていました。

でもたくさんの髪と向き合う中で、

本当に大切なのはその日だけの仕上がりだけではなく、

一年後、五年後も扱いやすい髪であることだと感じています。

だからこそCHANTでは、

髪の内部環境を整えながら、
必要な分だけ反応させる。

そんな縮毛矯正を目指しています。

自然な柔らかさ

続けられる縮毛矯正

未来の髪を守る縮毛矯正

それがCHANT式ストレートの考え方です。

ここまで読んでくださったということは、

今の髪に何かしら悩みや不安を抱えている方だと思います。

僕自身、縮毛矯正で悩む方をたくさん見てきました。

だからこそ、

気になることがあればお気軽にLINEでご相談ください。

無理に予約をおすすめすることはありません。

まずは今の髪の状態を一緒に整理するところからでも大丈夫です。

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