縮毛矯正で失敗してしまう3つの理由|後悔しないために知っておきたいこと

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4か月から半年、間が空く方だと1年に1回。

縮毛矯正をかける頻度は、そのくらいの方が多いと思います。

だからこそ、

「失敗したくない」

「キレイにかけたい」

「できるだけ長持ちしてほしい」

そう思うのではないでしょうか。

ですが実際には、縮毛矯正をかけても「思っていた仕上がりにならなかった」と感じる方は少なくありません。

では、なぜ縮毛矯正で失敗が起きてしまうのでしょうか。

今回は、その理由をわかりやすく解説していきます。

① 髪の履歴が把握できていない

意外と多いのが、この理由です。

例えば、前回のカットで毛量を必要以上に減らしていないか。

毛先が軽くなりすぎていると、薬が効きすぎてしまったり、アイロンの熱を受けすぎたりして、まとまりが悪くなってしまうことがあります。

また、実はハイライトやブリーチの履歴があるというケースも少なくありません。

半年や1年前というと、かなり前のように感じますよね。

そのため、「最近はやっていないし」と説明を忘れてしまうこともあると思います。

ですが、髪は1か月に約1cm伸びます。(個人差があります。)

半年で約6cm、1年で約12cmです。

髪の長さの目安でいうと、

  • ボブ:あご〜肩につかないくらい(約15〜20cm)
  • ミディアム:肩〜鎖骨くらい(約20〜30cm)
  • ロング:バストライン前後(約30〜50cm)

こうして考えると、髪にとって1年前は意外と最近なんです。

その履歴を把握せずに施術してしまうと、予想外のダメージにつながることがあります。

② 薬剤と髪質が噛み合っていない

これは美容師の腕の見せどころでもあります。

最近では、お客様も薬剤名をご存じの方が増えてきました。

メテオ、ハーツ、髪にドラマを、クオラインなど、さまざまな名前があります。

ですが、本当に大切なのは薬剤のブランド名ではありません。

大切なのは、お客様一人ひとりの髪の状態を理解し、適切な薬剤を選ぶことです。

20代の髪と40代の髪では、条件が大きく変わってきます。

40代になると、

  • 髪が細くなってきた
  • 乾燥しやすくなった
  • カラー履歴が増えている

など、さまざまな変化があります。

だからこそ、髪の状態をしっかり見極めることが大切です。

大人の髪は年々繊細になっていきます。

「うねりが強いから強い薬」

「髪が細いから弱い薬」

そんな単純な話ではありません。

髪への負担を考えながら、その方に合った薬剤を選ぶこと。

そうすることで、髪への負担を最小限に抑えながら、最大限の効果を発揮できると考えています。

また、CHANTでは縮毛矯正の施術時間を少し長めに設定しています。

もちろん、僕自身も早く終われるなら、その方がお客様にとっても良いと思っています。

ですが、

  • 適切な薬剤塗布
  • 十分な放置時間
  • 急激な熱を加えないこと

など、縮毛矯正には省くことのできない工程がたくさんあります。

CHANTでは、時間をかけることが目的ではありません。

髪への負担をできるだけ減らし、より良い仕上がりを目指すために必要な時間をいただいています。

薬剤選定は、縮毛矯正を失敗させないための大切なポイントです。

③ 当日はキレイでも、後からダメージを感じてしまう

これは大きく分けて2つのパターンがあります。

一つは、ホームケアが髪に合っておらず、必要なケアができていない場合。

もう一つは、施術当日に表面をコーティングすることで、一時的にダメージが目立たなくなっている場合です。

縮毛矯正では、

  • 髪の中に薬剤を入れるための通り道を作る(膨潤)
  • 薬剤で髪の結合を外す
  • 熱で形を整える
  • 薬剤で再び結合をつくる

という工程が行われています。

かなり簡単に説明すると、このような変化が髪の内部で起きています。

膨らませたり、結合を外したり、熱を加えたり。

文字だけを見ると、それだけでも髪に負担がかかりそうですよね。

そこへ毎日の摩擦やドライヤー・ヘアアイロンの熱などが加わっていきます。

だからこそ、縮毛矯正をした後はホームケアがとても重要です。

ただ手触りが良くなれば良いというわけではありません。

髪の内部まで適切なケアができてこそ、本当の意味で効果的なホームケアだと考えています。

形が変わったことで負担を受けやすくなった髪には、その状態に合ったケアが必要です。

ホームケアについては、市販品を何となく選ぶのではなく、担当の美容師さんと相談しながら、自分の髪に合ったものを使うことをおすすめします。

もう一つのパターン

あまり良いことではありませんが、施術当日に表面をしっかりコーティングすることで、ツヤを強く見せているケースもあります。

もちろん、仕上げのトリートメント自体が悪いわけではありません。

見た目のツヤを出すことも、とても大切です。

ですが、写真映えや手触りだけを重視して、必要以上にコーティングをしてしまうと、表面に付着したものがキューティクルと一緒にはがれてしまうことがあります。

その結果、時間が経ったときに「急にパサついてきた」と感じる原因の一つになることもあります。

また、あまり考えたくはありませんが、その日の仕上がりだけを良く見せるために、トリートメントで一時的に髪をキレイに見せているケースも、まったくないとは言い切れません。

だからこそ、その日の仕上がりだけでなく、数週間後、数か月後まで扱いやすい髪になっているかが大切だと思います。

まとめ

このように、縮毛矯正の仕上がりが思っていたものと違ってしまう理由は一つではありません。

まずは、ご自身の髪の状態を知ること。

そして担当の美容師さんとしっかり相談し、イメージを共有することが大切です。

縮毛矯正は、その日だけキレイなら良い技術ではありません。

数か月後まで扱いやすく、毎日の朝が少しでもラクになること。

僕は、それが本当に良い縮毛矯正だと考えています。

ツヤツヤでサラサラな髪は、若々しく健康的な印象を与え、あなたの魅力をより引き出してくれるはずです。

皆様が快適な美髪ライフを送れることを、心から願っています。

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