こんにちは!南足柄の美容室CHANTの土屋です。
皆さん、お家で「トリートメント」と名のつくものを使う機会はありますか?
きっと大半の方が「ある」と答えてくださると思います。
髪が傷んだら、トリートメントで補修。
サロンのメニューにもあるしダメージケア=トリートメントのイメージがあると思います。
では、ここでもう一つ質問です。
そのトリートメントを使うと、髪の手触りはどう変わりますか?
おそらく、多くの方は
「指通りが良くなる」
と答えるのではないでしょうか。
その答えは、半分は正解なんです!ただ、半分なんです。
もちろん、それは間違いではありません。
でも実は、トリートメントの役割は指通りが良くなるだけでは足りないことがあるんです。
指通りが悪い=悪いトリートメントではない
多くの方が、
指通りが良い=トリートメントが効いている、補修された
指通りが悪い=トリートメントが効いてない、補修されていない
というイメージを持っています。
実際、市販品から美容室専売品まで、多くのトリートメントは「ツルツル」「サラサラ」といった質感を目指して作られています。
指通りが良くなることで毎日のお手入れは楽になりますし、気持ちよく過ごせると思うんですよね。
ただ、それだけではまだケアが行き届いているというわけではありません。
まだ、ケアが足りない場合もあるんです!
年齢を重ねた髪に必要なのは「弾力」
40代以降になると、
「髪が細くなってきた」
「トップがペタンとしてきた」
「ハリやコシがなくなった」
そんなお悩みが増えてきますよね。
実際に、南足柄のCHANTでお客様と話していても、話題に上がります。
このようなお悩みを抱えている場合は、指通りを良くするだけでは改善しないことがあります。
必要なのは、髪を支える適度な弾力や芯です。
つまり、指通りだけではなく、髪の内側にも目を向けることが必要なんです!
もちろん僕も、最初に知った時は「えっ、そうなの?」と思いました。
髪の内部に強さが生まれると、
・ハリやコシが出る
・根元が立ち上がりやすくなる
・髪全体に弾力が生まれる
そんな変化が期待できます。
その反面、一時的に少し「キュッ」とした質感を感じることがあります。
なので、髪にハリやコシを持たせるトリートメントを使うと、一時的にですが
「前より指通りが悪くなった?」
そう感じる方もいるかもしれないのですが、それだけで悪い状態とは言えません。
一時的にキュッと感じる質感は、髪の内部にハリや弾力を与えるようなケアを行った際に見られることがあります。
だから、「指通りが少し悪くなった=失敗」とは、一概には言えないのです。
なぜ、そんな商品が少ないのでしょうか?
実は理由があります。
美容師の多くは、
指通りが良い=良い
指通りが悪い=悪い
という価値観を持っていました。
もちろん僕も、そのうちの一人でした。
そうすると、お客様も美容師も「ツルツルになる商品」を求めます。
メーカーも当然、売れる商品を作ります。
つまり、
価値があっても売れない商品は作れない。
そんな流れができてしまうのです。
これはメーカーだけの問題ではありません。
美容師側にも責任があると、僕自身も勉強して初めて気付きました。
でも、深く調べていくと、そんな中でも髪の本質を考え、本当に価値のある製品を作り続けているメーカーや開発者がいることも知りました。
本当に大切なのは「今の髪に必要なこと」
「指通りがいい」
それだけでトリートメントを選ぶ時代は、少しずつ変わっていくのかもしれません。
もちろん、ツルツルで気持ちいい質感は大切です。
でも、それだけを追い求めると、年齢とともに細くなった髪や、ハリ・コシを失った髪には足りないこともあります。
本当に大切なのは、
今の髪に何が必要なのか。
柔らかさが必要な人もいれば、
強さや弾力が必要な人もいます。
昔は自分に合っていたもの
今自分に合うもの
5年後の自分に合うもの
それが全部同じとは限りません。
髪の状態によって、必要なケアは変わるのです。
CHANTが目指している髪づくり
だから僕は、施術中にあえて少し「キュッ」と感じる質感を作ることがあります。
もちろん、そのままでは手触りが良くありません。
最後は必要な油分や保湿を補い、ツヤや指通りも整えて仕上げます。
大切なのは、
「ツルツルに見せること」ではなく、髪そのものを整えること。
だからCHANTでは、仕上がりの手触りだけで薬剤やトリートメントを選ぶことはありません。
5年後、10年後も、年齢を重ねながら扱いやすい髪でいていただくために。
髪の土台を整え、その上でツヤや指通りもつくる。
「手触り」と「髪そのものの強さ」の両方を大切にする。
それが、僕が施術で目指している髪づくりです。
「昔からこれを使っているから。」
ではなく、
「今の自分には何が合っているんだろう?」
そんな視点を持つだけでも、髪との付き合い方はきっと変わっていくはずです。
あなたのホームケアも、まずは今の自分に合っているか、改めて向き合ってみませんか?
そして、わからなかったら担当の美容師の方に、今の自分に合うケア方法、聞いてみませんか?
そんな小さな一歩から、変わっていくと思います。

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