自律神経って、そもそも何?健康との関係を美容師が考えてみた

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こんにちは、南足柄の美容室CHANTの土屋です。

8月下旬でも、まだまだ暑い日が続きますね。

そんな暑さや寒さの中で、体温を一定に保つために働いている仕組みの一つが「自律神経」です。

皆さんも「自律神経」という言葉は、聞いたことがありますよね?

ただ、

「実際にはどんな働きをしているの?」

「なんで体調に関係するの?」

と聞かれると、僕自身、ちゃんとは分かってはいなかったんですよね。

今回、自律神経について改めて勉強してみたところ、思っていた以上に面白い仕組みだったので、今回は僕なりに、できるだけわかりやすくまとめてみようと思います。

名前だけ聞くと少し難しく感じる「自律神経」。

この記事を読み終わるころには、

「なるほど、こういうものなのか」

と思ってもらえたら嬉しいです。


1.そもそも自律神経って何?

自律神経は「体の自動調整システム」

そもそも、自律神経とは何なのでしょうか?

皆さん、意識して自律神経を動かしている、と思うことはありますか?

おそらく、ほとんどの方はないですよね。

自律神経は、自分の意思とは関係なく、心拍や血圧、消化、体温調節など、体のさまざまな機能を自動的に調整しています。

なので、

「体を自動的に調整してくれているシステム」

と考えると、かなりイメージしやすいと思います。

例えば、暑くなれば汗をかいたり、寒くなれば体が熱を逃がさないように反応したり。

自分で、

「よし、今から汗を出そう!」

なんて考えなくても、状況に合わせて、体が勝手に対応してくれています。

これって、改めて考えるとすごいですよね。


交感神経と副交感神経

以前、睡眠について書いた記事でも少し触れましたが、自律神経には大きく分けて交感神経と副交感神経があります。

睡眠は最高のアンチエイジング ~髪と体を修復する大切な時間~

ざっくり言うと、

活動しているときには交感神経の働きが高まり、休息しているときには副交感神経の働きが重要になる。

という関係です。

どちらか一方が良い、悪いという話ではありません。

仕事をしたり、運動したりするときには活動するための仕組みが必要ですし、眠ったり食事をしたりするときには休息や消化に関わる仕組みが必要です。

その時々に合わせて、体が状態を切り替えているんですね。


2.自律神経は「脳から体」だけではない

体から脳にも情報が伝わっている

僕はこれまで、

脳から体に「こうしなさい」と指令を出している感じをイメージしてたのですが。

今回知ったのですが、一方通行ではなく

体の中で起きていることも、さまざまな感覚を通して脳に伝えられています。

つまり、

脳 → 体

だけではなく、

体 → 脳

という情報のやり取りもある。

体の内部の状態を脳が感じ取る仕組みは「内受容」と呼ばれています。

これを知ったとき、

「脳と臓器がLINEで連絡を取り合っているみたいだな」

と、僕は勝手にちょっとシュールなイメージをしてしまいました(笑)。

でも、実際に体と脳が一方通行ではなく、情報をやり取りしていると考えると、心と体の関係も少しわかりやすくなります。

例えば、体の状態が変化すると、その情報が脳にも伝わります。

逆に、精神的なストレスなどによって体の反応が変化することもあります。

「心と体は別々のもの」と考えるよりも、

心と体は、お互いに影響しながら働いている。

そう考えたほうが、僕にはしっくりきました。


3.現代の生活は自律神経にとってどうなのか?

ここまで聞くと、

「じゃあ、自律神経は普段どんなことに対応しているの?」

と思いますよね。

そこで、現代の生活について少し考えてみます。


情報が溢れる社会は刺激的?

皆さん、スマホは持っていますか?

おそらく、ほとんどの方がYESと答えると思います。

あの小さな四角からは、新しくて興味をそそる情報が延々と流れてきますよね。

そして、サブスクが当たり前になった今では、自分が見たいときに、見たい番組やアニメを見ることもできます。

僕が子供の頃は、見たいテレビ番組を見るために、お風呂やご飯の時間を考えたりもしていました。

懐かしい……。

と、少し脱線しましたが(笑)、現代は本当にたくさんの情報を簡単に手に入れられる時代です。

もちろん、情報を楽しむこと自体が悪いわけではありません。

ただ、夜になってもスマホやテレビなどから強い光や情報が入ってくる環境は、睡眠や体内時計に影響する可能性があります。

特に夜間の明るい光は、睡眠に関わるホルモン「メラトニン」の分泌や、体内時計の働きに影響することが知られています。

なので、

「スマホを見ることは絶対にダメ!」

ということではなく、

眠る前くらいは、少し刺激を減らしてあげる。

という考え方は大切なのかもしれません。

例えば、寝る前はスマホを別の部屋に置いてみる。

照明を少し暗くして、ゆっくり過ごす。

そんな小さな工夫からでもいいと思います。


生活リズムは崩れていませんか?

先ほどのスマホの話にも関係しますが、現代人は生活リズムが乱れやすい環境にいるのかもしれません。

人間の体には、約24時間のリズムを刻む「体内時計」があります。

朝に光を浴び、日中に活動し、夜になると眠る。

こうしたリズムは、光や生活習慣などの影響を受けています。

ところが、

  • 夜遅くまで仕事をする
  • 夜になっても明るい場所で過ごす
  • 寝る時間が毎日違う
  • 夜遅くまでスマホを見る

など、現代の生活では体内時計と実際の生活時間がズレるきっかけがたくさんあります。

そうすると、

「疲れているのに、なかなか眠れない」

なんてことにつながる場合もあります。

夜はできるだけ照明を少し落として、ゆったり過ごす。

毎日できるだけ同じ時間に寝起きする。

こうした基本的な生活習慣も、睡眠や体内時計を考えるうえでは大切です。


気温の極端化による負担

そして、今の時期に特に気になるのが「暑さ」です。

本当に最近は暑いですよね。

これだけ暑いと、冷房をつけないと日中は過ごせないと思います。

僕は毎日クーラーの効いた室内で仕事をしているので、少し外に出るだけで心が折れそうになります。

南足柄で一番の軟弱者かもしれません(笑)。

さて、話を戻します。

人間の体は、暑くなったときにも体温を一定の範囲に保とうとします。

そのために、汗をかいたり、皮膚の血流を変化させたりして、体から熱を逃がそうとします。

こうした体温調節には、自律神経が関わっています。

つまり、自律神経は、

「暑い!」

という環境の変化に対しても、体を守るために働いてくれているんですね。

夏の暑さそのものに加えて、屋外と冷房の効いた室内を行き来するような生活では、体温調節が必要になる場面も増えます。

だからこそ、暑い時期には無理をせず、水分補給や適切な冷房などを利用して、体への負担を減らしてあげることも大切です。


4.それでも自律神経は、毎日体を守っている

自律神経は「弱いもの」ではない

ここまで自律神経が対応するものを書いていくと、

「そんなにいろんなものに影響されるなら、自律神経ってすごく繊細で弱いものなの?」

と思ってしまうかもしれません。

でも、僕は今回勉強してみて、むしろ逆の印象を持ちました。

自律神経は、毎日変化する環境の中でも、体の状態をできるだけ一定に保とうとしてくれているんです。

暑くなれば体温を調節する。

活動するときには心拍などを調整する。

休息するときには体を休める方向へ働く。

ストレスなど、状況が変化したときにも体が対応できるように働く。

すごく働き者だし、屈強だな。。

こう考えると、自律神経は「乱れやすくて怖いもの」というより、

毎日休まず働いてくれている、体の調整役

と考えたほうがいいのかもしれません。


5.加齢と自律神経

「年齢=自律神経が壊れる」ではない

年齢を重ねると、

「自律神経も弱ってしまうのかな?」

と思うことがあります。

確かに、加齢によって体のさまざまな機能は変化していきます。

体温調節など、自律神経が関わる機能にも年齢による変化はあります。

でも、

「年齢を重ねたら、自律神経が壊れてしまう」

と単純に考える必要はありません。

体の状態が変化しても、体はその変化に合わせてバランスを取ろうとします。

自律神経も、そのために働き続けてくれています。


だからこそ大切なのは「自律神経を整える」だけではない

最近は、

「自律神経を整えましょう」

という言葉をよく聞きます。

もちろん、自分の生活を見直すきっかけとしては、とても良い言葉だと思います。

でも僕は今回勉強して、

「自律神経を直接どうにかする」というより、自律神経が働きやすい環境を作ることが大切なのでは?

と思いました。

例えば、

  • 睡眠
  • 食事
  • 運動
  • ストレスとの付き合い方
  • 生活リズム
  • 温度環境

など。

こうした毎日の生活を整えていく。

その結果として、体が本来持っている調整機能が働きやすい環境を作ってあげる。

そんな考え方のほうが、僕には自然に感じます。


美容師として、自律神経を勉強して思ったこと

今回、自律神経について調べてみて、改めて感じたことがあります。

それは、

「髪を綺麗にするには、髪だけじゃない」ということです。

なんか、矛盾した感じに聞こえてしまいますが。

美容師なので、もちろん髪をきれいにすることは大切です。

髪質を整えたり、カラーを楽しんだり、ヘアスタイルを変えたり。

それは美容師として、これからも大切にしていきたい。

でも、髪は体の一部です。

だからこそ、

「最近ちゃんと眠れていますか?」

「食事はどうですか?」

「疲れが溜まっていませんか?」

そんなところにも目を向けることが、美容を考えるうえで大切なのではないかと思っています。

だからこそ、髪の毛だけ見るのではなく、健康な体を作ることから、髪を考えることが大事だと

改めて思いました。

健康な体があって、その先に美容がある。

今年に入ってから本当にそう感じることが多いです。

髪をきれいにすることだけではなく、

美しく年齢を重ねるために、体のことも少し知っておく。

そんな美容を、これからもCHANTでは考えていきたいと思います。

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