黒染め・白髪染めをすると明るくできない理由|美容師がわかりやすく解説

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こんにちは!南足柄の美容室CHANTの土屋です。

夏の時期や、年度末などになると

「就職活動で黒染めをしたけど、また明るくしたい。」

「黒染めをしたら、もう明るくできないって言われた…。」

そんな経験や話を聞いたことはありませんか?

また、40代以降のお客様からも、

「白髪染めを続けていたら、明るくならないと言われた。」

「久しぶりに少し明るいカラーを楽しみたい。」

というご相談をCHANTでは聞かれることがあります。

そもそも、暗く染めたのも黒染めも地毛の黒も同じ暗い色なのに、なんで明るくできないの?

そういった疑問があると思います。

今回は、なぜ黒染め、白髪染めをすると明るくしにくくなるのかを、できるだけわかりやすくお話しします。


黒染め、白髪染めは「暗い色素」をたくさん入れるカラー

ヘアカラーは、髪を少し明るくしながら色を入れるのが一般的です。

一方で、

黒染めは髪をしっかり黒く見せること

白髪染めは白髪をしっかり染めること

が目的。

そのため、普通のカラーよりも濃い色素を髪の中にたくさん入れて染めています。


明るいカラーをしても、黒い色素が残ってしまう

「じゃあ、なぜ明るいカラーをしても元に戻らないの?」

と思いますよね。

ヘアカラーで明るくするために反応できるのは、主に髪にもともとあるメラニン色素です。

黒染めや白髪染めで入れた人工の色素は、メラニンほど簡単には抜けません。

例えるなら、鉛筆で書いた文字と油性ペンで書いた文字の違いのようなものです。

同じ黒でも鉛筆なら消しゴムできれいに消せますが、油性ペンは簡単には消えませんよね。

黒染めや白髪染めの色素も、それに近いイメージです。

そのため、

  • 髪自体は少し明るくなっている
  • でも黒い色素が残っている

という状態になり、

「思ったより明るくならない」

「赤っぽくなっただけ」

「ムラになってしまった」

ということが起こります。


黒染め、白髪染めしたところはいつ明るくできる?

結論から言えば、一度暗くしたところは明るくなりにくいです。

白髪染めや、黒染めで暗く染めた部分は、時間が経てば地毛が伸びて、黒染めの部分が明るく見えるかもしれません。

ですがそれは、染料が完全になくなっている訳ではなく、髪の中には残っています。

なので、

「少し明るくなったから」

「もう半年前だから大丈夫だろう」

ということはありません。

髪の毛は一ヶ月に約1センチ(個人差あり)伸びます。

一年たっても約12センチです。

以前のブログでもお話ししましたが、髪の長さイメージは

  • ボブ:あご〜肩につかないくらい(約15〜20cm)
  • ミディアム:肩〜鎖骨くらい(約20〜30cm)
  • ロング:バストライン前後(約30〜50cm)

一年前のカラー履歴も、髪の長さによっては残っている場合が多いです。

それも知った上で、黒染めや白髪染めをして、カラーチェンジの計画を立てましょう。


ブリーチなら簡単に明るくなる?

では、ブリーチをすれば解決できるのでしょうか?

ブリーチは通常のカラーよりも強く色素を分解するため、黒染めを落としやすくなります。

ただし、ブリーチでも一度で完全にきれいに取れるとは限りません。

黒染めや白髪染めに使われている色素は種類がいくつもあり、

  • 赤みだけ残る
  • オレンジっぽくなる
  • 青みが残る
  • 毛先だけ暗い

など、髪の状態によって仕上がりが変わります。

特に何度も黒染めをしている場合や、市販の黒染めや白髪染めを繰り返している場合は、さらに難易度が上がることがあります。


黒染めをする前に知っておいてほしいこと

黒染めが必要な場面はあります。

就職活動や実習、学校のルールなどで、一時的に髪を暗くしなければならないこともありますよね。

もし、将来的にまた明るいカラーを楽しみたいと考えているのであれば、黒染めをする前に美容師へ相談することをおすすめします。

場合によっては、

  • 黒染めではなく暗めのカラーで対応する
  • 色持ちと今後の明るさのバランスを考える

など、目的に合わせた方法を選べることがあります。

CHANTでは、「今日きれいになること」だけでなく、「一年後もカラーを楽しめること」まで考えてご提案しています。

また、最近では、ブリーチであれば、ある程度までは明るくできる黒染めの薬もあります。

もちろん、黒染め前と同じ状態になる訳ではありません。

なので、求める明るさイメージが違うと、仕上がりイメージにギャップが生まれてくると思います。

これに関しても、明るくなるとはいえ、ブリーチを使うので、髪に負担もかかります。

なので、担当の美容師との意思疎通がとても大事になってきます。


まとめ

今回は、夏の時期になると、美容室で必ず話題になる黒染めのお話を取り上げてみました。

黒染めや白髪染めが明るくしにくい理由は、髪の中に濃い色素がたくさん残るからです。

そのため、あとからカラーをしても思うように明るくならなかったり、色ムラが出たりすることがあります。

だからこそ、「今だけ黒くしたい」のか、「しばらく黒髪で過ごす予定なのか」を考えたうえでカラーを選ぶことが大切です。

カラーは今日だけのものではありません。

半年後、一年後の髪にもつながっています。

「今だけ黒くする」のではなく、「これから先、どんな髪で過ごしたいか」。

そこまで一緒に考えるのが、CHANTのカラーです。

一年後も、五年後も美しく。

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