こんにちは、南足柄の美容室CHANTのツチヤです。
暑い日が続いていますね、皆様夏バテや夏風邪など体調を崩したりしていませんか?
いつものように、健康や美容について調べていると
普段何気なく食べているものにも、いろいろな特徴があることに気づきます。
今回取り上げたいのは、昔から日本人に親しまれてきた梅干しです。
「疲れたときに梅干しが効く」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
梅干しの特徴といえば、なんといってもあの酸っぱさ。
最近は好きな梅干しが出来て、食べられるようになったのですが
昔はあの酸っぱさが苦手でした・・
そして、その酸っぱさには、クエン酸をはじめとした有機酸が関係しています。
実際に、文部科学省の食品成分データベースでは、
塩漬けの梅干し100gあたりにクエン酸3.4g、リンゴ酸0.9gなどの有機酸が含まれています。
有機酸と聞くと、難しいイメージですが、簡単なイメージとしては
有機酸=酸っぱさの元
と思っていただけるといいと思います。(厳密に言うとそれだけではないです)
今回は、そんな身近な食品「梅干し」について、
- どんな栄養が含まれているのか
- クエン酸にはどんな特徴があるのか
- どうやって食べるといいのか
- 食べ過ぎには注意が必要なのか
このあたりを見ていきたいと思います。
梅干しに含まれるもの
梅干しの特徴的な成分のひとつが、先ほども出てきたクエン酸です。
梅干しにはクエン酸のほかにも、
- リンゴ酸
- コハク酸
- 酒石酸
など、さまざまな有機酸が含まれています。
2008年に発表された「梅に関する研究」でも、梅干しにはこれらの有機酸が多く含まれていることが紹介されています。
さらに、カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも含まれています。
つまり梅干しは、ただ「酸っぱい食べ物」というだけではなく、いくつもの成分を含んだ食品なんですね。
梅干しとクエン酸
では、梅干しの代表的な成分であるクエン酸には、どんな特徴があるのでしょうか?
クエン酸は、私たちの体のエネルギー代謝に関わる「クエン酸回路」に登場する成分です。
最近は、夏バテ対策や、日々の疲れの対策に
「ババアの粉」
として、乱暴な名前(笑)で、ネット上で話題になっている
「アミノバイタルクエン酸チャージ」https://www.ajinomoto.co.jp/aminovital/products/details/index.html?item_id=aminovital_citricacid_water
などに含まれているのもクエン酸ですね
正式名称はもちろん「ババアの粉」ではありません(笑)。
SNSでそう呼ばれているだけです。
また、クエン酸はカルシウムなどのミネラルと結びつくことで、吸収を助ける働きが知られています。
梅に関する研究でも、クエン酸とカルシウムの吸収や、疲労との関係について紹介されています。
ただし、ここで注意したいのが、
「梅干しを食べれば疲れが取れる」
と単純に考えないこと。
梅干しはあくまでも普段の食生活の中で取り入れる食品です。
「これを食べれば健康になれる」というよりも、いろいろな食品をバランスよく食べる中のひとつとして考えるのが大切だと思います。
梅干しは骨の健康にも関係する?
そして、40代以降になると、髪や肌だけではなく、骨や筋肉など体全体のことも気になってきます。
そこで知っておきたいのが、カルシウムです。
クエン酸には、カルシウムなどのミネラルの吸収を助ける働きがあります。
そのため、
カルシウムを含む食事+クエン酸
という組み合わせを考えることはできます。
ただし、梅干しそのものが骨を強くする食品というわけではありません。
骨の健康を考えるなら、カルシウムだけではなく、たんぱく質やビタミンDなども含めた、普段の食生活全体を見ることが大切です。
梅干しは、その食生活の中で上手に取り入れていく。
主役ではなく、助演俳優といったところでしょうか。
梅干し単体だけでなく、他の食材との兼ね合いでより効果を期待できる。
そんなくらいの距離感がちょうどいいのではないでしょうか。
梅干しは「食欲」とも関係がある?
梅干しを見るだけで、なんだか口の中が酸っぱくなってきませんか?
梅干しの酸味は、唾液の分泌を促すきっかけにもなります。
また、酸味によって料理がさっぱりと感じられるため、食事に取り入れやすいのも梅干しの魅力です。
例えば、
- ご飯にのせる
- おにぎりに入れる
- お茶漬けにする
- 和え物に加える
- ドレッシングに使う
など、普段の食事に簡単に取り入れることができます。
僕はお茶漬けの元と梅干しをパスタにあえるだけ、という簡単レシピが好きでたまに作ります。
なので、
「健康のために梅干しを食べなきゃ!」
と頑張るより、
「いつもの料理にちょっと梅を加えてみる」
くらいのほうが、長く続けやすいと思います。
ただし、梅干しには注意点もあります
ここまで梅干しの良いところを紹介してきましたが、ひとつ大事なことがあります。
それが塩分です。
梅干しは種類や製法によって栄養成分が大きく異なります。
ちなみに
厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2020年度版)」
推奨される1日の塩分量は男性で7.5g、女性で6.5g未満
ただし、高血圧や慢性腎臓病(CKD)の重症化を予防するための塩分量は
2020年から男女共に1日6g未満に設定。
では、梅干しで換算してみましょう。
文部科学省の食品成分データベースでは、「梅干し・塩漬け」100gあたりのナトリウムは7,200mg、食塩相当量は18.3gとされています。
いや、梅干しを食事で100g食べることってないでしょう。
一般的に見る梅干しの種を除いた大きさはだいたい、一個6〜10gほど
一粒の食塩相当量は1〜1.8gくらいでしょうか。
なので
「健康に良さそうだから、たくさん食べればいい」
という食品ではないことは覚えておきたいところです。
特に塩分を気にしている方は、梅干しの種類や食べる量を意識してみましょう。
最近では減塩タイプの梅干しもありますので、そういったものを選ぶ方法もあります。
梅干しは「少し」を上手に
僕は今回梅干しについて書きましたが
一番伝えたいのは、
「梅干しは体にいいから毎日たくさん食べよう」
ということではありません。
むしろ、
昔から食べられてきた身近な食品の特徴を知って、上手に取り入れてみよう
ということです。
クエン酸をはじめとした有機酸が含まれている。
ミネラルも含まれている。
一方で、塩分には注意が必要。
何事にもメリット、デメリットが存在します。
こうやって良いところだけではなく、注意点まで知っておくことが大切だと思います。
まとめ
梅干しは、日本人にとって昔から身近な食品です。
あの酸っぱさには、クエン酸をはじめとした有機酸が含まれています。
クエン酸はエネルギー代謝やミネラルの吸収などにも関係しているため、普段の食生活を考えるうえでも興味深い成分です。
ただし、
「梅干しを食べれば健康になれる」
というものではありません。
大切なのは、梅干しだけに注目することではなく、
毎日の食事全体を整えること。
そして、無理なく続けられる食生活を作ることです。
髪の毛も、肌も、体も。
年齢を重ねるほど、目に見える部分だけではなく、身体の土台が大切になってきます。
美容師として髪のことを考えるのはもちろんですが、
「いつまでも健康的に、美しく年齢を重ねていくにはどうしたらいいんだろう?」
そんなことも、これからこのブログで一緒に考えていきたいと思っています。
今回の梅干しも、そのひとつ。
冷蔵庫に梅干しがあったら、ちょっとだけその「酸っぱさの秘密」を思い出してみてください。


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